精製/ポリッシング工程におけるAEXクロマトグラフィー(ダウントリーム向けソリューション)
高密度培養と負荷容量による課題を解決します。
タンパク質の精製は、特にラボスケールから量産スケールに移行する際、課題が生じる場合があります。ソルベンタムは、AEXポリッシングに、第4級アンモニウム(Q:a quaternary ammonium)リガンドを結合させた機能性不織布とグアニジニウムリガンドを結合させた機能性メンブレンの両方を組み込んだ革新的なソリューションを導入し、これらの組み合わせにより、強固なウイルスクリアランスと宿主細胞タンパク質の除去を実現します。幅広い条件で使用できる3M™ ポリッシャーSTは、より少ない条件でより多くのことをもたらします。手軽にお試しいただけることも大きなメリットです。当社のエキスパートが製造上の課題に対処するプロセスの最適化法をご提案いたします。
簡素化、高収率、時間およびコスト効率の高い精製
3M™ ポリッシャーST のご紹介
3M™ ポリッシャーSTがお客様のバイオプロセス工程に提供できる技術、性能、効率をご覧ください。
AEXテクノロジー
3M™ ポリッシャーSTは、Qリガンドだけでなく、Guリガンドも採用した製品です。2つの相補的なメディアを用いることで、処理能力が向上し、下流のポリッシング工程においてより高い純度と収率を提供します。
3M™ ポリッシャーSTのよくある質問を見る
はい。3M™ ポリッシャーSTのような最新のメンブレンクロマトグラフィーは、ベンチスケールから生産スケールまで堅牢でスケーラブルであることが示されています。これにより、シングルユースのクロマトグラフィデバイスが、大型のマルチユースカラムに取って代わることができ、スペースとバッファーの節約につながります。
はい。グアニジニウムのような新しい陰イオン交換官能基や、それほどではないが一級アミンのような官能基は、従来のQケミストリーと比較して、より幅広い条件下で問題となるHCPを除去できることが示されています。
3M™ ポリッシャーSTの利点には、設置面積が小さいこと、負荷量が多いこと、バッファーの使用量が少ないこと、パッキング/リパッキング/バリデーションの必要がないことなどがあります。
はい、3M™ ポリッシャーSTは、直交するウイルス除去技術プラットフォームの一部として、効果的なウイルス除去工程でもあります。pH5.5~7.5、5~20 mS/cmのプロセス条件下で、4~7 LRVを達成できます。ウイルスクリアランスの性能は、例えば従来のAEXカラムと比べたメンブレンクロマトグラフィーの3M™ ポリッシャーSTのように、形式に依存しません。性能は、使用する機能性リガンド、フィード液およびプロセス条件に直接関係します。