周術期における患者管理
根拠に基づいたソリューションで手術結果を向上させる
患者を守ることに関しては、私たちは同じチームです。あなたはケアの最前線にいて、私たちはSSI(手術部位感染)のような予防可能な合併症のリスクを減らすためにサポートしています。なぜなら、SSIは患者、医療従事者、施設に甚大な影響を与えるからです。したがって、患者の感染リスク要因を減らすための措置を講じることが重要です。
あらゆる患者に対して、SSIのリスクを軽減し、患者とスタッフを守り、常に手術結果を向上させるために役立つ、根拠に基づくさまざまな周術期ソリューションから選択してください。
感染のリスク低減に役立ち、手術効率と安全性の両立を目指す
インサイズドレープ
手術中にSSIに罹患するリスクは、患者の精神的に大きな打撃となり、健康と回復に悪影響を及ぼす可能性があります。さらに、SSIは医療システムや医療従事者に対して多大な運営上および財政上の負担をもたらすことがあります。
3M™ アイオバン™ スペシャルインサイズドレープ(切開用ドレープ)
水蒸気透過性があり、伸張性に富むポリエステルフィルムの切開用ドレープです。粘着剤にはヨウ素化合物が含有されています。関節周囲などの湾曲した部位にもなじみ、デッドストレッチで剥がれにくい仕様です。
皮膚常在菌の術野への移行を物理的に阻止します。
どんなに丁寧に術前術野消毒を行っても、皮膚上の細菌数はゼロにはなりません。また、手術時間の経過とともに皮膚常在菌は再増殖し、それらが術野を汚染する危険性があります。
強力な粘着力が持続します。
術前に貼付したドレープが剥がれてしまっては、せっかくのバリア性が破綻してしまいます。インサイズドレープは、手術中に浮きにくく剝がれにくい設計になっています。
一般医療機器 届出番号:13B1X10422000229 販売名:アイオバン スペシャル インサイズドレープ
術前準備とSSI対策
手術室における皮膚トラブル対策
手術室では抜けてはいけないチューブ・カテーテルの固定や、剥がれてはいけないサージカルドレープや対極板など、粘着力の強い医療用粘着製品が多く使用されています。さらに加齢やステロイド薬の使用などによって皮膚が脆弱になっていると、医療用粘着製品を使用した際に皮膚トラブルが起きやすく注意が必要です。
そのような皮膚トラブルを回避するためには、手術室でよく使用される粘着製品の製品特性と適切な貼り方・剥がし方を理解し、状況に応じてスキンケア製品を併用して対策することが求められます。
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References:
- Smyth ET et al. (2008) Four Country Healthcare Associated Infection Prevalence Survey 2006: Overview of the results. Journal of Hospital Infection; 69:230–48.
- Canadian Surgical Site Infection Prevention Audit Month Report. Retrieved from SSI Audit 2016 Recap Report EN.pdf.
- Anderson DJ, et al. Clinical and financial outcomes due to methicillin resistant Staphylococcus aureus surgical site infection: a multi-center matched outcomes study. PLoS ONE. 2009;4(12):e8305. doi: 10.1371/journal.pone.0008305.