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周術期体温管理における患者加温の基本原則は、「周術期を通して核心温を36.5°C以上に維持する」ことです

熱は高い方から低い方に流れるため、患者の体表面(末梢)を効果的に加温することで深部からの熱の損失を少なくすることができ、偶発的低体温を予防することにつながります。術中に安全に大量の熱を患者に移動させるためには、広範囲の皮膚表面を加温することが必要です。温風式加温は、温風で患者全体を包み込む対流式加温方法で、短時間で広範囲の皮膚表面を加温することができます。温風式加温装置を安全にご使用いただくために、適正使用について理解することは非常に重要です。不適切な使用は、効果的・効率的な加温ができないだけでなく、低温熱傷などの医療事故につながる可能性があります。

Bair Hugger Photo Shoot Image 2 - Archivo TIF

効果的にあたためるポイントは、「対流の質」

ベアーハガー™ ウォーミングブランケットは、170以上のクリニカルスタディ、そして60以上のランダム化比較試験の臨床実績があります。豊富な種類のブランケットにより、様々な手術症例に対応が可能です。

周術期の偶発的低体温を予防するには、広い面積を一度にあたためることが重要です。温風式加温装置は、患者全体を温風で包み込む「対流」によって、一度に広くあたためます。加温面積を大きくし、すみずみまで均一に、充分にあたためるためには、「対流の質」が鍵となります。

アンダーボディブランケットの仕組み

様々な術式や症例に対応可能なデザインフォルム

豊富な種類のベアーハガー™ ブランケットから、お困りの手術体位別の推奨ブランケットとその使い方のコツをご覧いただけます。

3M™ ベアーハガー™ ペーシェントウォーミングシステム

ベアーハガー™ ペーシェントウォーミングシステムは、温風式加温装置本体と、様々なバリエーションのウォーミングブランケットから構成されています。

3M™ ベアーハガー™ ブランケット

温風の対流が患者全体を包み込むことで均一に加温します。豊富な種類のウォーミングブランケットにより様々な手術症例に対応が可能です。

Bair Hugger Multi-Position Upper Body Warming Blanket Supine

3M™ ベアーハガー™ ペーシェントウォーミング 本体

各種ベアーハガー™ ブランケットに使用でき、静かで風量調節ができます。ホース先端の温度を感知して正確な温度の温風を供給します。

Bair Hugger 775 Warming Unit

安全にお使いいただくために

温風式加温装置およびウォーミングブランケットは、添付文書の各項目を正しく理解し、適正にご使用ください。不適切な使用は、効果的な加温ができないだけでなく、医療事故につながる可能性があります。

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3M™ ベア―ハガー™ ペーシェントウォーミングシステムの適正使用のご案内:ショート

添付文書には、
(1)指定装置のエアーホースをブランケットに接続せず、直接患者を加温すること(ホージング)
(2)再使用
(3)指定の装置と異なるブランケットを使用すること(混用)
の禁止が明記されています。詳しくはこちらの動画をご覧ください。

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ホージングによるリスク

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再使用によるリスク

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混用によるリスク

ウォーミングブランケットは、なぜ「再使用禁止」なの?

温風式加温装置用のブランケットは、「再使用禁止」の単回使用医療機器です。再使用による交差感染や予期せぬ事故につながるリスクを避けるため、一回のみの使用を前提として設計開発されています。

・ホース挿入口が破損した状態で再使用すると、ホースのズレや脱落の危険があります。
・ブランケットが破損した状態で再使用すると、温風流路の閉鎖や破損部からの温風の流出のリスクがあります。
・再使用するために固定テープを使用しないと、適切な固定が困難となります。
・再使用するために患者とブランケットの間にシーツ等を敷くと、加温性能および安全性への影響が生じます。

<厚生労働省からの通知>
「感染防止を含む医療安全の観点から、その種類を問わず、添付文書で記載された使用方法を遵守するとともに、特に単回使用医療機器については、特段の合理的理由がない限り、これを再使用しないこと」という通知が、厚生労働省医政局長から各都道府県知事あてに通知されました。

ウォーミングブランケットと患者体表面の間にタオルケットなどを敷くと、温風の対流が妨げられ、加温効果が低減します

ベアーハガー™ ブランケットは、接触面に開いた微小な孔から出る温風が患者を包み込むように対流をつくることで、均一に加温できるように設計されています。タオルケットなどをウォーミングブランケットと患者体表面の間に挟むと、温風の対流が妨げられてしまい、温風が上がりきらない、ムラが起こるなど、適正に加温できなくなる可能性があります。

対流による加温は接触面以外の部分も均一に加温することができます。

対流による加温は接触面以外の部分も均一に加温することができます。

タオルケットなどを挟むと、加温のための対流が妨げられてしまいます。

タオルケットなどを挟むと、加温のための対流が妨げられてしまいます。

タオルケットを挟んだ場合、ウォーミングブランケットから患者に伝わる熱量が減少するという研究報告がされています。1

タオルケットを挟んだ場合、ウォーミングブランケットから患者に伝わる熱量が減少するという研究報告がされています。622

ウォーミングブランケットModel 622(マルチポジションアッパー用)使用時におけるタオルケットによる伝達量(実験計算値)への影響

タオルケットを挟んだ場合、ウォーミングブランケットから患者に伝わる熱量が減少するという研究報告がされています。

ウォーミングブランケットModel 300(全身用)使用時におけるタオルケットによる伝達量(実験計算値)への影響

よくある質問集

院内教育・勉強会資料

看護手順の標準化には、知識の標準化が必要です。そのためには、スタッフへの継続的な教育が欠かせません。ソルベンタムでは、院内教育・勉強会などでお使いいただける動画資料をご用意しております。

A nurse and a doctor, review results together on a tablet in a healthcare setting.

関連情報

WEBセミナー

いつでもご登録・ご視聴いただけるオンデマンドセミナーです。視聴申込ボタンより登録後、ご登録いただいたメールアドレス宛に届く視聴URLから、お好きな時にご視聴ください。

ケースレポート

創傷ケア、感染管理、周術期管理、医材の滅菌保証などについて、ご施設の取り組みをお伺いしました。

学会講演サマリー

各学会の学術集会等における共催セミナーの内容をまとめました。

よくある質問

製品に関するよくある質問をQ&Aで掲載しています。

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添付文書

医療機器の添付文書をPDFで閲覧いただけます。

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References:

  1. Stark, J.R., Shaw, K. (2024, March 3-7). Reduction of Forced Air Warming System Heat Transfer Rate When a Cotton Sheet is Placed Between the Patient and the Warming System. World Congress of Anesthesiologists 2024, Singapore.

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