もう組み立てない、迷わない。
標準化されたPCD(プロセスチャレンジデバイス)で業務の効率化を実現
本製品は、複数の滅菌器ブランド/モデル/サイクルに対応した初の*組み立て済みPCD(プロセスチャレンジデバイス)です。
「3M™ アテスト™ 短時間判定用生物学的インジケータ 過酸化水素低温ガスプラズマ用 1295」(以下、1295 BI)と「3M™ アテスト™ 過酸化水素ガス滅菌用トライメトリック化学的インジケータ 1348」(以下、1348 CI)を一体化した構造です。
組み立てない
BI・CI一体型のPCDにより、在庫品目を減らし、業務の簡素化と品質の標準化を実現します。
迷わない
どのサイクルでも同じ設置場所に統一でき、ヒューマンエラー対策に貢献します。
“BIとCIを使用することは、どれほど重要ですか?”
「BIやCIを使用しなければ、非常に大きな損害を被ることになる可能性があります。当院の処理量は非常に多く、積載量やトレイ内の変動要因はコスト増につながり、業務に致命的な影響を与える可能性があります。」
"If we didn’t use a BI or a CI it would be very detrimental. Our volume can be quite high and any variable that you have in a load or a tray is costly and can be catastrophic for the event"
–コートニー T、外来責任者 – 滅菌処理
–Courtney T., Outpatient Supervisor – Sterile Processing
「私は当院の方針に従っています。私がこれまで勤務した病院では、毎工程検査を行う必要がありました。BI検査を見落としてしまうと、多くのトレイで再度の作業が必要になります。さらに、手術室でCIが確認されない場合は、手術室から代替の保証手段を要求されることになります。」
"I follow the policy of our hospital. All hospitals I’ve worked at, you have to run one on every load. If you’ve got a lot of trays on there, you’re doing a lot of double work if somebody misses the BI on a load. And then if it’s missing the CI, your OR has to ask for something different."
–ジェイム A、滅菌処理マネージャー
–Jaime A., Sterile Processing Manager
よくある質問
- Solventumの技術資料「過酸化水素蒸気滅菌の監視にプロセスチャレンジデバイスを使用するべき理由」を参照してください。
- 1295PCDは、BI、CIを滅菌バッグに包装するのに必要な時間を節約できます。
- 1295PCDの事前組み立てにより、BIとCIを滅菌バッグで包装する際に発生するエラーの可能性を減らすことができます。
- 1295PCDは、過酸化水素滅菌用 BI、CI、滅菌バッグを個別に注文する必要性を減らすことで、在庫管理を合理化するのに役立ちます。
- 1295PCDは、単体のBIや滅菌バッグ内に設置されたBIと比較して、より高いレベルの品質保証モニタリングを提供します。
- 1295PCDを使用すると、単体のBIまたは滅菌バッグ内に配置したBIを使用する場合と比較して、滅菌保証プログラムに対する信頼性が向上します。
- 日常的なモニタリング中に滅菌プロセスをより高い抵抗性にさらすことで、医療施設は滅菌方法の有効性と信頼性をより適切に評価できます。
- 使用される滅菌プロセスが効果的かつ信頼できるという確信を高め、患者の安全性の確保に寄与します。
- 組み立て済みの1295PCDを使用することで、お客様は現在の過酸化水素滅菌のモニタリングを、蒸気滅菌モニタリングのベストプラクティス/スタンダードと同等のレベルにまで高めることができます。
- 1295PCDは、過酸化水素滅菌モニタリングにおいて、単体のBI(または滅菌バッグに入ったBI)を使用するよりも、外科用パック内の環境をより正確に模倣するように設計されています。これは、事前に組み立てられた蒸気用BIテストパックと同じ設計原理に基づいています。
- 1295PCDは、日常的に滅菌される器具によって課される滅菌プロセスの抵抗性を再現するように設計されています。
- 1295PCDは滅菌チャンバー内の標準化された位置(チャンバー前方の上段ラック)に配置されます。この標準化により、滅菌器のブランド/モデル/サイクルによってBIの配置場所が異なることによる配置ミスの可能性が減少します。
ANSI/AAMI ST58:2024 医療施設における化学滅菌および高水準消毒に準拠
8.6.5.3 生物学的インジケータおよびプロセスチャレンジデバイスの使用頻度によれば、生物学的インジケータは、滅菌器が使用されるすべてのサイクルタイプに対して毎日、可能であればすべての回に対して、PCD内またはFDA承認のBIを含む品質モニタリングデバイス内で使用する必要があります。
地域によって規格やガイドラインが異なる場合があります。1295PCDを単体のBIまたは滅菌バッグ内の単体のBIと比較した場合の利点は多岐にわたり、本項目の冒頭で説明されています。
関連資料
*2024年11月 ソルベンタム調べ